記憶力がアップするトレーニング【記憶力が身につく学習法】 |
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勉強は、暗記に次ぐ暗記の連続です。もちろん頭を使って説く問題もありますが、その答えを導くにも公式等が必要で、これを覚えていなければ答えは出てきません。多くの学生が記憶力をアップしたいと願っていますが、実際にはなかなか難しいのが現状です。
ここでは、記憶力が身につく学習法について考えましょう。
人並みの記憶力で学年トップの理由
ある学生の話です。彼の成績は中の中。まさに平均点といった感じだったのですが、世界史だけは常に学年トップでした。しかも、試験前に勉強はしていないというツワモノ。誰もが不思議がったのですが、理由はただひとつ。世界史が大好きだったから。教科書も資料集も、興味深く読むため、すらすらと頭に入っていきます。先生のつまらない余談まですべて暗記できたのです。
では彼の記憶力は、他の人と比べて優れていたのでしょうか?
答えは「NO」。何しろ世界史以外は、平均点しかとれないのですから。
このことから分かるのは、記憶力は、それを好きと前向きにとらえるかどうかで、大きな差を生むということ。記憶力がないと思っている人でも、趣味に関することは見事に覚えているものです。つまり、記憶力がないのではなく、特定の分野にしか発揮されていない状態に過ぎないということです。
試験勉強などで、たくさんのことを記憶しなければならない時、多くの人は後ろ向きです。やらされているという発想が強いからなのですが、これでは記憶力が十分に発揮されるわけがありません。好むと好まざるとに関わらず、覚えなくてはいけないことに変わりはないのですから、前向きにとらえて、楽しみながら覚えるようにしてください。
3回の繰り返し学習で記憶を定着
では、具体的に記憶力を上げる学習方法を紹介しましょう。
脳は、記憶も得意ですが、忘れることも得意です。記憶を脳内にとどめておくには、定期的に同じ勉強をするのが効果的です。
脳は、1週間で80%のことを忘れると言われています。完全に忘れてしまう前、つまり1週間をめどに、同じ勉強を繰り返しやることで、前回の学習で得た記憶を再度呼び起こし、記憶しやすくします。
次は、1回目の復習の2週間後。再度復習をします。合計3回の学習を1ヵ月のうちにやるイメージです。この3回の繰り返し学習が、脳内に記憶を定着させる秘けつです。もちろん2回目、3回目は、すでに記憶が残っているので、学習は進めやすく、短い時間で覚えられるようになっています。
受験では、どんどん学習を進めたい気持ちになりますが、どんなにたくさん勉強しても、それを覚えていないのでは意味がありません。急がば回れ。それが効果を高める最高のコツです。