カウンセリングの現場と実践【カウンセリングで習うこと】 |
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最近になって、少し身近に感じられるようになったカウンセラーですが、実際に会ったことがある人は、まだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。
風邪をひいたときや腹痛になると内科を受診するのはごく普通のことなのに、カウンセリングを受けるのは、まだまだ一般的ではないようですが、今は小中学校にスクールカウンセラーが派遣される時代です。カウンセリングを受けるのも、ごく普通のことになる日は、意外に近いのかもしれません。
カウンセリングは息抜きの場
カウンセリングを行うのは、カウンセラーで心理療法士です。精神科の医師とは違い、薬の知識があっても、処方はできません。あくまでもカウンセリングで心の病に対処してくれる役割を担っています。この点が、精神科を受診するのとカウンセリングを受けることとの違いです。重度のうつ病になってしまうと、薬の力を借りるのも大切なことです。
でも、悩みを抱えている状態から脱したいとか、もっと心を強くして前向きに生きていきたいなど、一歩手前の段階で気軽に相談できる場所として、カウンセリングがあると思うのもひとつの考えです。実際、予約をするために電話し、ほんの少し話をしただけで心が軽くなったという人も少なくありません。ストレス社会で生きていくのは、決して楽ではありません。これからの時代は、カウンセリングが人生を楽しくするための息抜きの場になるのが理想的なのかもしれません。
なお、カウンセリングは病院で実施しているケースが多く、精神科の受診と似ています。その病院の精神科を受診していなければカウンセリングを受けられないと思っている人も少なくありませんが、多くはカウンセリングだけを受けることも可能です。
最終目的は、ひとりで楽しく生きられること
カウンセリングを受ける際には、いくつかの点に気をつけます。
カウンセリングの現場では、心に抱えた悩みを聞きながら、どうすればいいのかを一緒に考えたり、導いたりしてくれます。そのため、相性はとても大切な条件なので、心を開けそうにないと思ったら、別のカウンセラーを探すのも大切です。
また、立派な肩書きや経歴のカウンセラーに「気に入られたい」、「見捨てられたくない」と思うばかりに、本当のことを打ち明けられないケースや、逆に、あまりに何でも受け入れてくれるので、依存の気持ちが強くなり、カウンセリングなしでは生きていけない状態になってしまうことがあります。
カウンセリングの目的は、悩みから解放されて、ひとりで楽しく生きていくことにあります。悩みから脱するために依存という過程を経ることがあっても、いずれは自立しなければならないことを忘れないようにしましょう。