緊張しない方法とは【緊張しない人と緊張する人の違い】 |
|
|
|
|
人前で話すとか、試験本番など、大切な時になると緊張してしまい、実力が発揮できなくて困っている人は、いつでも平常心で、何でも堂々とやってのけてしまう人を見て、うらやましいと思います。「緊張しないようになれれば、もっといい結果を出せるのに」。そう思うことでしょう。
でも実は、適度な緊張は、最良の結果につながることは、意外に知られていません。
2010~2011年シーズン、絶好調だったフィギュアスケートの安藤美姫選手。出場した6大会のうち、5大会で優勝と言う、驚くべき成績を残しましたが、グランプリファイナルだけは5位という不本意な成績に終わりました。この時、彼女はインタビューで「リラックスしすぎて、気持ちと体をうまくコントロールできなかった。次はもっといい緊張感を持って臨めるようにしたい」と応えています。リラックスしすぎて、実力が出せないとは、ちょっと不思議な感じがする人もいるかもしれませんが、これこそ適度な緊張感が大切だという証拠です。
緊張しているからいい結果が出せる
どんな場面でも、まったく緊張しない人も確かにいるでしょう。でもそんな人は、立派でも、できる人でもないはずです。シャキッとすべき場面でもだらけた態度で、発言も軽いはず。「TPOをわきまえて」と、周りの人をひやひやさせることでしょう。そう、幼い子供のように、です。
私たちが考える、「いつも堂々として、緊張しない人。どんな場面でも実力を発揮できる人」とは、実は、適度な緊張感をプラスの力に変えることができる人です。緊張を楽しんでいるとも言えるでしょう。自分の心を引き締め、気合いを入れるのに、緊張を活用し、よりよい結果につなげているのです。普段とは違う自分だからこそ、いい結果を生むことができるのです。
つまり、過度な緊張に悩んでいる人は、緊張しないようになることを目指すのではなく、緊張をプラスに変えることを目指すべきなのです。
第三者的な目で自分を観察する
緊張をプラスに換えるには、緊張している自分を冷静に見つめる目を持つことです。過度に緊張しないように、程度を観察しながら、その都度対処します。第三者的な目を持つことで、緊張で何も考えられないという状況を回避できるようになります。
緊張してきたら、それは「いい兆候だ」と自分に言い聞かせます。「緊張してきたから、今日はうまくいく」と思うだけで、それ以上緊張しないこともあります。
緊張が高まりすぎたら、目を閉じて深く息を吸い込みます。心臓のドキドキが落ち着き、震えが軽減されます。
一番大切なのは、考え方。緊張はより良い結果を生むことを、忘れないでください。